用語 |
分類 |
説明 |
経皮吸収 |
摂取 |
活性化合物を、皮膚を透過させて血中に吸収させる摂取方法。 |
摂取方法 |
摂取 |
医療大麻を摂るには、経口摂取、舌下投与、粘膜投与、皮吸収塗布剤、吸入などさまざまな方法がある。 |
舌下投与 |
摂取 |
舌の下側の粘膜組織から活性化合物を血中に吸収させる |
CBDオイル |
製品 |
麻に含まれるカンナビノイドの一つ、CBD(カンナビジオール)を主成分にした抽出液で、飲用や塗布用として使われるものが多い。日本では現行法上、産業用ヘンプの茎と種子由来のものに限定して利用が可能。 |
CBDリキッド |
製品 |
VAPE(電子タバコ)での摂取用の液で、VG(ベジタブルグリセリン)・PG(プロピレングリコール)と合わせたものやMCTオイル(中鎖脂肪酸油)と合わせて作られたものなどがある。 |
CBDワックス |
製品 |
ヘンプから一度カンナビノイド成分それぞれを分離されたのち、CBD濃度を高め、そこからTHCを除く、あるいは減量させ、再びカンナビノイドを混ぜ合わせた100%ヘンプでできたもの。 |
MCTオイル |
製品 |
ココナッツやパームに含まれる中鎖脂肪酸だけを取り出した食用油のこと。 |
ヴェポライザー(ベイプ・VAPE) |
製品 |
ベイプ(VAPE)とは、電子たばこと言われ、成分を吸入するための器具。電気を使ってリキッドを加熱し、成分を蒸発させて吸入する。 |
エディブル |
製品 |
大麻およびヘンプの成分を含む食品・飲料のこと。 |
コンセントレート |
製品 |
カンナビノイドが高度に濃縮された製品カテゴリー。過去にはコンセントレートのほとんどはTHCの含有量が高い製品だったが、現在はCBDのコンセントレート製品も作られている。最終的な製品の質感によって、ハニカム、シャター、ワックス、パダーなどさまざまな名称がある。 |
ティンクチャー |
製品 |
もともとはティンクチャーとはアルコールによる抽出物のことを指したが、現在大麻草やヘンプから作られるティンクチャーは、他の方法で抽出された抽出物をキャリアオイル(ヘンプオイル、MCT、アボカドオイルなど)に混ぜたものが多い。昔から行われてきたティングチャーの使用方法は舌下吸収だが、食べ物や飲料に混ぜてロ摂取することもできる。 |
ヘンプオイル(ヘンプシードオイル) |
製品 |
CBDオイルは花や葉、茎から抽出されるが、ヘンプオイル(ヘンプシードオイル)は原料のヘンプの「種」から採れる食用オイル。健康意識の高い方の間で人気がある。 |
ヘンプシード・オイル(アサ種子油) |
製品 |
アサの種子から取れる油。略して「ヘンプオイル」と呼ばれている。 |
局所薬(トピカル) |
製品 |
大麻草やヘンプをベースにしたクリーム、軟膏、その他部分的に皮膚に塗布する製品のこと。 |
産業用大麻(ヘンプ) |
製品 |
法的な観点から言うと、アメリカでは「産業用ヘンプ」と乾燥重量でTHCの含有量が0.3パーセント以下のカンナビス・サティバのことを指す医療用の大麻草に比べ、産業用ヘンプは樹脂がはるかに少ないが、比率で見るとヘンプにはTHCよりCBDが多く含まれる。歴史的には産業用ヘンプは繊維と種子を採るために使われてきた。 |
2014年農業法 |
製造 |
米国議会を通過し、2014年2月7日にオバマ大統領が署名して成立した一括法案。ファームビル2014とも呼ばれる。条項7606で、(薬と花を含む)いずれの部位にも「乾燥重量でTHCが0.3パーセント以下」の大麻草は、産業用ヘンプとして大麻草と区別された。条項7606はまた、州が認可した試験的研究プログラムとして国内で産業用ヘンプを栽培することを法的に認めた。 |
アイソレート |
製造 |
ヘンプの成分からCBD、CBGなど一つのカンナビノイド成分のみを分離して精製し、結晶化したパウダー状の製品のこと。クリスタルとも呼ばれている。純度が97%異常であることが多く、その他カンナビノイドやテルペンは含まれまれていない。 |
オリーブオイル抽出 |
製造 |
エクストラ・バージンオイルでの抽出方法。安全かつ安価だが、へンプ入りオリーブオイルは腐敗しやすい。冷暗所での保管が必須。 |
フルスペクトラム |
製造 |
大麻草に含まれるカンナビノイド、テルペン、フラボノイドその他、治療効果のある活性化合物を含む抽出物を使って作られた製品を指すことが多い。ヘンプと大麻草に含まれる活性化合物は、「アントラージュ効果」と呼ばれる相乗効果を持つと考えられている。 |
化学的 (溶剤を使う) 抽出法 |
製造 |
植物の活性化合物を、溶剤を使って抽出する方法。溶剤には炭化水素(ブタンガスやプロパンガス)アルコール(エタノール)超臨界COなどが使われることが多い。 |
機械的抽出法 |
製造 |
樹脂が詰まったトリコームを物理的に(多くの場合は攪拌することで)植物から分離させる抽出方法。機械的抽出法で作られる製品の例にはキーフ、ドライジット、ハシシなどがある。 |
全草抽出 |
製造 |
大麻草とヘンプに含まれる、カンナビノイド、テルペン、フラボノイドその他医療効果のある活性化合物をすべて抽出した抽出物を使って製造された製品であることを示すために使われる言葉。大麻草とヘンプに含まれる活性化合物には「アントラージュ効果」と呼ばれる相乗効果があると考えられている。 |
抽出方法 |
製造 |
大麻草由来あるいはヘンプ由来の製品のほとんどは、生の原料から抽出された濃縮エキスから製造される。抽出の方法には、溶剤を使わないものと、炭化水素タンガスやプロパンガス)、アルコール(エタノール)超臨界CO」などさまざまな溶剤を使うものとがある。それぞれの方法には、製造者にとっても消費者にとっても長所と短所がある。 |
カンナビクロメン (CBC) |
成分 |
通常大麻草に微量に含まれるカンナビノイドの一つ。鎮痛作用、抗炎症作用、抗菌作用、抗カビ作用、抗がん作用を持つ可能性について研究が行われている。 |
カンナビゲロール (CBG) |
成分 |
産生される量は少ないが、酸性の形であるCBGAはTHCAやCBDAの親化合物である。開酔作用はなく、抗うつ剤筋肉弛緩剤、抗生物質、抗カビ剤、血圧降下剤として有用である。 |
カンナビジオール(CBD) |
成分 |
麻の主成分で向精神作用のない、現在、最も薬理効果を期待されているカンナビノイドの一つ。 |
カンナビジオリック酸(CBDA) |
成分 |
カンナビジオリック酸(CBDA)とは、カンナビジオール(CBD)が大麻草中に存在しているときはこの形で存在している。はもともと大麻草の中には極々少量しか含まれていないが、CBDAという形で多く存在している。CBDAは熱や光によってCBDに変化するため、私たちが触れる際にはCBDAはCBDに変化した後ということになる。 |
カンナビジバリン (CBDV) |
成分 |
CBDに似た構造を持ち、陶酔作用のないカンナビノイド。CBDVに関する研究は少ないが、初期の段階の研究では抗てんかん作用と制吐作用を持つ可能性が示唆されている。 |
カンナビノール (CBN) |
成分 |
THCが古くなったり酸化したりしてできるカンナビノイド。抗炎症作用、抗けいれん作用、抗菌作用に加え、強力な免疫抑制作用があると考えられている。現在のところ消費者がCBNを含む製品を求める主な理由は、リラックス効果と鎮静作用である。 |
テトラヒドロカンナビノール (THCまたはA-9 テトラヒドロカンナビノール) |
成分 |
大麻草に含まれる、最も有名な活性化合物(カンナビノイド)で、最も多量に含まれるカンナビノイドである場合が多い。THCは大麻草がもつ治療効果の多くに関与しており、大麻の最大の特徴である多幸感(「ハイ」)を生む。 |
テトラヒドロカンナビノール酸(THCA) |
成分 |
テトラヒドロカンナビノール酸(THCA)とは、テトラヒドロカンナビノール(THC)が大麻草中に存在しているときはこの形で存在している。THCはもともと大麻草の中には極々少量しか含まれていないが、THCAという形で多く存在している。THCAは熱や光によってTHCに変化するため、私たちが触れる際にはTHCAはTHCに変化した後ということになる。 |
テトラヒドロカンナビバリン(THCV) |
成分 |
テトラヒドロカンナビバリン(THCV)とは、麻に含まれるカンナビノイドの一種で、THCとよく似た構造をもつ成分。食欲抑制、発作とけいれんの発生回数減少、骨成長促進などに効果があると言われている。 |
酸性カンナビノイド |
成分 |
生の大麻草にはカンナビノイドが酸性の形で含まれている。酸性カンナビノイドは、脱酸というプロセスによってTHCやCBDといったなじみのあるカンナビノイドに変換される。初期の段階の研究では、これら酸性カンナビノイドにはもともと、精神作用をともなわない治療効果があることが示唆されている。 |
アントラージュ効果 |
効果 |
大麻草およびヘンプに含まれるカンナビノイドやテルペンといった活性化合物には相乗効果があるとする理論。この相乗効果があるため、特定の品種(ケルバー)に含まれるカンナビノイドやテルペンの種類によってそれぞれに異なる医療効果が発揮され、またその効果が増長される。 |
2.AG (アラキドメイルグリセロール) |
化学/医学 |
中枢神経系に富に存在する内因性カンナビノイド。 |
CB1受容体 |
化学/医学 |
脳を含む中枢神経系に数多く存在するカンナビノイド受容体THCをはじめとするカンナビノイドの精神作用は、CB1受容体と結合することによるものである。 |
CB2受容体 |
化学/医学 |
末梢神経系、免疫系、消化器官内に多数存在するカンナビノイド受容体。 |
CBD優位 |
化学/医学 |
THCよりもCBDの方が多く含まれる大製品つまりTHCに対するCBDの比率が1:1より高いものをこう呼ぶ。 |
アナンダミド(N-アラキドノイルエタノールアミンまたは AEA) |
化学/医学 |
「至福」を意味するサンスクリット語amandaに因んで名付けられた内因性カンナビノイド。食欲や睡眠をはじめ、体の機能の多くを調節する。 |
エンドカンナビノイド |
化学/医学 |
人体が産生する内因性のカンナビノイドのことで、アナンダミド、2-AGなどがある。体内のさまざまな系を調整する神経修飾物質である。 |
エンドカンナビノイド・システム (内因性カンナビノイド・システム) |
化学/医学 |
すべての哺乳動物、その他多くの生物の体内に存在する生体システムで、神経伝達物質受容体、酵素からなるネットワークを通じて体の恒常性を維持する働きがある。エンドカンナビノイド・システムは、緊張を解き、食べ、眠り、忘れ、保護するといった人間の行動に影響を与える基本的な体の能を調節する。 |
エンドカンナビノイド欠乏症 |
化学/医学 |
二〇〇四年にイーサンルッソ博士が初めて提唱した疾患で、体が十分なエンドカンナビノイドを産生できない。あるいは適切に調整できない状態を指す。その結果、エンドカンナビノイドシステムが司っている体の機能に影響を与え、病気を発症する場合がある。 |
グルタミン酸塩 |
化学/医学 |
人体、特に豊富に存在する興奮性神経伝達物質。神経伝達学習、記憶の形成に重要な役割を果たす。 |
ケモバー(ケモタイプ) |
化学/医学 |
たとえば大麻草やヘンプのように、植物種でも、栽培環境(表現型)や遺伝的特徴(遺伝子型)が異なると化学組成が異なり、特有のケモバーとなる。大麻草のケモバーは、THCを多く含む「ケモタイプ目THCとCBDを同程度含む「ケモタイプII」CBDを多く含む「ケモタイプII」と大きく三種類に分けられる。 |
セルフタイトレーション |
化学/医学 |
患者が自分で薬の用量を増減すること。 |
セロトニン |
化学/医学 |
感情から運動機能まで、全身に影響する神経伝達物質セロトニンは天然の気分安定剤とされ、睡眠、摂食、消化を助ける。脳内のセロトニンが不足するとうつ病の一因になると考えられている。 |
セロトニン再取り込み阻害薬 |
化学/医学 |
神経伝達物質であるセロトニンの再取り込みを、セロトニン輸送体をブロックすることで阻害する薬または化合物のとで、「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」と呼ばれることが多い。処方される抗うつの多くはセロトニンの再取り込みを阻害することで効果を発揮するが、CBDにもまたセロトニンの再取り込みを阻害する働きがあることが示されている。 |
テルペノイド (テルペン) |
化学/医学 |
植物、果物野菜の多くが産生する精油に含まれる揮発性の化合物。大麻草に味や香りを与えると同時に、カンナビノイドと相乗効果を発揮し、その品種に特有の使用体験や治療効果を与える(「アンドラージュ効果」も参照のこと。 |
ドーパミン |
化学/医学 |
脳内報酬系に関わる神経伝達物質。また運動機能や情動反応の調整にも関与しており、ドーパミンがあることで私たちは自分にとっての報酬を認識できる。だけでなく、それを手にするための行動を起こすことができる。パーキンソン病患者ではドーパミンが不足しており、ドーパミン活性の低い人は依存症になりやすい可能性がある。 |
トリコーム |
化学/医学 |
大麻草やヘンプの表面、中でも花穂や植物上部の葉に多くできる。微小な脱毛カンナビノイド、テルペノイド(テルペン)フラボノイドその他の植物化学物質を含む樹脂はトリコーム内で産生され、蓄積される。 |
バイオアベイラビリティ(生物学的利用能) |
化学/医学 |
体内に取り込まれた薬や物質のうち、血中に吸収される割合のこと。どのようにその物質を摂取したか、その方法によって異なる。 |
フェノール化合物 |
化学/医学 |
薬草や食用植物から採れるフェノール化合物には、フェノール酸、フラボノイド、タンニン、スチルペン、クルクミノイド(クルクミン類ラマリン、リグナン、キノンなどが含まれる。フェノール化合物はさまざまな健康効果を持ち、その中には抗酸化作用、抗発がん作用、抗変異原作用、抗炎症作用などがある。 |
フラボノイド |
化学/医学 |
大麻草、またその他多くの植物、花、果物、野菜などに含まれる活性化合物。おそらくはテルペンなどフラボノイド以外の活性化合物との相乗効果によって、大麻草に色、香り、味などを与える。大麻草に特有のフラボノイドはカナフラビン(cannaflavins)と呼ばれ、それ自体に医療効果がある可能性があり、抗酸化作用、抗カビ作用、抗炎症作用についての研究が行われている。 |
フリーラジカル |
化学/医学 |
体細胞を傷つける不安定な分子。フリーラジカルによるダメージが大きくなりすぎると酸化ストレスの原因となり、ほとんどの病気の根底にはこのバランスの乱れが原因としてあると考えられている。フリーラジカルは体の中で起こる正常な生理機能によっても、また煙草の煙や殺虫剤など外部要因によっても生成される。 |
ホメオスタシス(恒常性) |
化学/医学 |
体に自然に備わっている均衡状態のこと。ホメオスタシスを維持するというのは、体がもつすべての機能が関連する動的なプロセスである。エンドカンナビノイドシステムはホメオスタシスの維持に欠かせない役割を果たしている。 |
マイクロドージング |
化学/医学 |
治療効果のある成分を検出不能なほどの低用量で摂取すること。大麻草およびヘンプ由来の薬や製品の場合、精神作用が表れない程度の少量を日常的に摂取することを指す場合が多い。 |
遺伝子型 |
化学/医学 |
植物が持つ遺伝的特徴で、表現型(phenotype)と区別される。ある植物が次世代に引き継ぐすべての遺伝情報を要約したもの。 |
抗酸化物質 |
化学/医学 |
ビタミンE、ビタミンC、βカロチンなど、酸化作用によるダメージから体を保護すると考えられている物質のこと。体は自ら抗酸化物質を産生し、また食事を通してそれらを補うこともできる。大麻草には抗酸化物質が豊富に含まれている。 |
酸化ストレス |
化学/医学 |
フリーラジカルによるダメージが、体が対処できないほど大きくなったときに起こる症状。酸化ストレスは多くの疾患の根底にある原因と考えられている。 |
事例証拠 |
化学/医学 |
患者が、患者同士、あるいは医療関係者に自分の経験を話すことで明らかになる証拠のこと。二重盲検プラセボ対照試験のような科学的な研究自分の経験を話ないが、治療の手助けとなり、また研究の方向性を導く。 |
治療濃度 |
化学/医学 |
治療効果が見られる最小用量から、副作用による不快感が生じる手前の最大用量までの薬の用量範囲。 |
樹脂 |
化学/医学 |
植物のトリュームが生成するベトベトした物質で、大麻草とヘンプに含まれ活性化合物の大部分(カンナビノイド、テルペノイド、フラボノイドその他多種の中に含まれている。 |
初回通過代謝 |
化学/医学 |
カンナビノイドは(その他どんな活性化合物でも)、体内で血中に移行する過し、肝臓で代謝される。消化管を通過する摂取される)カンナビノイドには特有の化学的特徴があり、他の方法で摂取された場合とはバイオアベイラビリティが異なる。 |
植物化学物質 |
化学/医学 |
大麻草とヘンプを含む植物が自然に生産する化学物質のこと。たとえばフラボノイドはブルーベリーの青やラズベリーの赤のように植物に美しい色を与えるし、バジル、セージ、ローズマリーといった植物にその独特の香りを与えるのはテルペンである。 |
植物性カンナビノイド |
化学/医学 |
体内で産生されるカンナビノイド(内因性カンナビノイド)や合成カンナビノイドに対し、大麻草が作り出すカンナビノイドのこと。 |
神経伝達物質 |
化学/医学 |
全身に信号を伝える化学物質THCやCBDのようなカンナビノイドは、人間の体が産生する内因性カンナビノイド、アナンダミドと2AGと伝達物質として働く。 |
神経保護物質 |
化学/医学 |
ガンナビノイドのように、神経保護作用のある化合物は脳と神経系への損傷を軽減させ、同時に新しいニューロンの生成と発達を促す。脳卒中を外傷性脳障害が起きた後、あるいはパーキンソン柄やアルツハイマー柄のような神経変性疾患を発症した場合、神経を保護することが特に重要である。 |
生物蓄積作用 |
化学/医学 |
大麻草やヘンプを含むある種の有機体は、虫や金属などを、処理・排泄できる以上のスピードで吸収・蓄積する。蓄積された物質は、食べることで人間の体内に取り込まれる。 |
脱炭酸 |
化学/医学 |
化合物からカルボキシル基を除去し、二酸化炭素を放出する化学反応のこと、大麻草の場合、これによってCBDAやTHCAなどの酸性カンナビノイドがCBDやTHCに変換される。喫煙気化吸入、あるいは浸出やエディブル製品を作るためにオープンで加熱することなどで脱酸が起こる。 |
二相性 |
化学/医学 |
同じ物質が、低用量の場合と高用量の場合で反対の作用を持つこと。カンナビノイドの多くは二相性を持っている。たとえばCDは低用量から中程度の用量では覚醒効果があり、高用量では鎮静効果を持つ場合がある。 |
表現型 |
化学/医学 |
植物の遺伝的特徴(遺伝子型)が、栽培される環境によって固有の形になって表れ、色、形、匂い、樹脂の産生といった特徴が決まること。 |
品種 |
化学/医学 |
大麻草の品種は、カンナビス・サティバ属の植物の純粋種または交配種である。品種改良によって遺伝子構造が変化し、カンナビノイドの含有量が多く、特定のテルペンを含むようになった。品種の名前は、味、色、香り、あるいはその品種が開発される元となった品種名などを反映させたものが多い。 |
薬物動態学 |
化学/医学 |
薬物や活性化合物が体内でどのように吸収・分布・代謝・排泄されるが、つまり、生体が薬物や活性化合物にどのような作用を及ぼすかについて研究する学問。 |
薬力学 |
化学/医学 |
薬物が体に及ぼす生化学的生理学的影響つまり、薬物や活性化合物が生体にどのような作用を及ぼすかについて研究する学問。 |
痙縮 |
化学/医学 |
縮はよくある症状で、特定の筋肉が収縮したままになり、それで筋肉が強張り緊張して、普通に動いたり、話したり、歩いたりできなくなる。縮の原因は通常、随意運動を司る脳の部位に損傷が起きることが原因である。 |