CBDに依存性や中毒性はある?酒やタバコなどと比べてどう?
投稿者 :aikawa kentarou on
リラックス効果があると今注目されているCBD。CBDはWHO(世界保健機構)でも安全性が高いとされています。しかし、CBDは大麻成分であるということから、「依存性があるのではないか」「中毒になってしまうのではないか」と心配になる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、CBDの依存性、またその中毒性について詳しく解説していきます。
※違法な大麻と一般的に呼ばれるものには大麻草の中の成分THC(テトラヒドロカンナビノール)のことであり、CBD(カンナビジオール)は合法となっています。
CBDに依存性や中毒性はある!?
CBDは心身の健康に効果的ではないかなどとポジティブな印象もあるかもしれません。しかし、大麻成分であるということから「依存性または中毒性があるのではないか」とネガティブな印象を持たれている方もいるではないでしょうか。
CBDには依存性や中毒性が起こってしまうことがあるのか。
結論から述べると、そのようなことはありません。
大麻の主成分はTHCとCBDであり、この2つの働きは異なってきます。
THCには向精神作用という、ハイになってしまう症状があります。いわゆる大麻のイメージで思い浮かぶのがこの多幸感だと思われます。また、THCにはまれに幻想が見えてしまうなどの中毒性があります。
しかし、CBDにはこの向精神作用も中毒性もありません。
むしろリラックス効果があるといった健康食品として認められています。
CBDの依存性について、本記事ではさらに詳しく言及していきます。
お酒やタバコの依存性、中毒性と比べると?
大麻に比べると身近な依存問題として、思いつくのはお酒やタバコといったものが挙げられるでしょう。しかし、CBDはお酒のアルコールやタバコのニコチンのような中毒性や依存性は研究として報告されていません。
つまり、お酒やタバコよりも依存症になる割合は少ないということが言えます。
CBDにネガティブなイメージを持たれている方には意外な結果かもしれません。
CBDにはむしろお酒やタバコ、薬物などの依存性や中毒性を緩和する効果が期待!
むしろ、CBDにはお酒やタバコの依存症や中毒性を緩和する効果があるとされています。
お酒やタバコなどの嗜好品には、依存や中毒性の問題があります。それをやめようとすると禁断症状が起こり、なかなかやめられなくなるのです。しかし、CBDにはこれらの中毒症状を軽減させることができるという研究がされています。
また、大麻依存にも効果的であるという研究結果もあります。
2013年、大麻によって禁断症状が確認されている19歳の女性に、10日間CBDを投与したところ、禁断症状の軽減する効果があったと報告されました。
また、2018年の研究では、コカインの依存症状が発症しているラットにCBDを投与すると、症状の軽減がみられたという結果が出ています。CBDは色々な薬物依存に効果があると期待されているのです。
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大麻自体の依存性や中毒性はお酒やタバコに比べて少ないという研究結果も!
そもそも大麻自体の依存性よりも、お酒のアルコールやタバコのニコチンの方が高いという研究結果も上がっています。
法律で禁止されている大麻よりも、お酒やタバコの依存性の方が高いとは意外な結果かもしれません。
大麻よりも、お酒やタバコの依存性の方が体に悪影響があることが研究結果より分かります。
CBDに依存性や中毒性はほとんど無い!
本記事でも紹介した通り、CBDには依存性または中毒性はほとんどありません。
むしろ、アルコール・ニコチン・その他薬物の依存を軽減させる効果があると期待されています。大麻自体の依存性や中毒性がお酒やタバコよりも少ないという研究結果も上がっています。
リラックス効果のあるCBDを気になっていたけど、依存性または中毒性が気になっていた方は、ほとんどそのような症状はないとWHOや研究論文などで、報告されているので、ぜひ一度試しに使ってみてはいかがでしょうか。