【摂取方法別】CBDの効果ってどれぐらいの時間続くの?一番効果が長続きする摂取方法は?

投稿者 :aikawa kentarou on

CBDは大麻草の茎や種子から取られる化合物ですが、一般的に違法な大麻(THCという成分になります)と違い精神活性作用(ハイ)ではなく、リラックス効果や精神安定作用など様々な効果が認められるという研究論文が世界中で発表されており、日本でも健康や美容のためにCBDを利用する人が増えるなど、日本でも注目され始めています。

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本記事では、そんな様々なメリットが期待されているCBDの効果が、いったいどのくらいの時間続くのか、またいくつかある摂取方法の中で、一番効果が長続きする摂取方法などについて詳しく解説します。

CBDの効果の持続時間は摂取方法や摂取量によって変わる!

CBDには吸入摂取や経口摂取など様々な摂取方法があります。

また、商品によってCBDの含有量(濃度)が変わってきます。

さらには、摂取方法によって体内への吸収率も変わってきます。

つまり、CBDの効果の持続時間というのは、「摂取方法」と「CBDの含有量(摂取量)」「吸収率」によって変わってくるということです。

▶︎関連記事:CBDの摂取方法の種類と自分に合った摂取方法の選び方

【摂取方法別】CBDの効果の持続時間はどれぐらい?

CBDには「吸入摂取」「舌下摂取」「局所摂取」「経皮摂取」「経口摂取」という5つの種類の摂取方法があります。

CBDの含有量(摂取量)は、商品によって、メーカーによって様々ですが、上記摂取方法のそれぞれどれを選ぶかによって、持続時間と吸収率が変わってきます。

持続時間(参考) 効果がでるまでの時間 吸収率
経口摂取 6~8時間 30~90分 6~15%
経皮摂取 4~8時間 15~30分 ~90%
吸入摂取 2~4時間 2~15分 17~44%
舌下摂取 2~4時間 15~30分 6~20%
局所摂取 2~4時間 15~30分 -(※)

引用元:CBDのすべて 健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド(晶文社)

※局所摂取では、CBDが血中に入り込まないため、吸収率は算出できません。

吸入摂取(持続時間:2〜4時間)

吸入摂取とは、CBDリキッドを気化させて、口から肺へ直接吸い込む方法のことです。専用の気化器を使用します。

持続時間は2~4時間となります。効果が出るまでの時間はとても早く、数秒から10分程度で現れます。さらには吸収率も摂取方法の中では高く、リラックスした気分など、効果をすぐに実感することができるのが特徴です。またフレーバーも豊富にあります。

ただし、吸入摂取するには専用の器具が必要となり、また吸う場所に配慮が必要となります。

効き目が早いという特徴があり、効果の持続時間は2~4時間となることから、長時間の効果は期待できません。

そのため、「今すぐリラックスしたい」と即効性を求める人におすすめの方法です。

舌下摂取(持続時間:2〜4時間)

舌下摂取とは、舌の下にオイルを垂らして、舌下の太い血管や口の中の粘膜からCBDを吸収する方法です。

持続時間は2~4時間となります。

吸収率は中程度であり、すぐに飲み込まず90秒から2分間程度、舌の下や口の中に留まらせておくことで、胃や肝臓を通さずに成分を血中に送り込むことが出来ます。

吸入摂取と違い、舌の下に直接垂らすので、特別な器具を必要としないこと、また場所を選ばないことが特徴です。

効き目は吸入摂取の次に早く15分~30分ほどで効果があらわれます。

吸収率もそれなりに高いことから、「室内など喫煙やベーピングがしにくい場所でリラックス効果を得たい」という人におすすめの方法です。

局所摂取(持続時間:2〜4時間)

局所摂取とは、ローションやクリーム、軟膏などを直接皮膚につけることで、皮膚からCBDを吸収させる方法です。血液中に吸収されることはありません。

持続時間は2~4時間となります。

効き目は素早く15分~30分ほどで効果があらわれます。

筋肉痛や腰痛など痛みがある時に、いつでも手軽に利用できることが特徴です。

「局所的な痛みの症状をやわらげたい」という人におすすめの方法です。

全身のリラックス効果を求める方には、経口摂取、舌下摂取、吸入摂取などのほかの方法が良いといえます。

経皮摂取(持続時間:4〜8時間)

経皮摂取とは、経皮吸収型製剤(経皮パッチ)を皮膚に貼る方法です。同じ皮膚に作用する方法ですが、局所摂取とは作用の仕方がまったく異なります。

持続時間は4~8時間となります。

効き目は15分~30分と早くあらわれ、舌下摂取とやや作用が似ています。

経皮パッチは一定の速度でCBDの成分を放出するようにできており、時間をかけてゆっくり着実に吸収されていき、吸収率が90%と高いのが特徴です。

パッチをはがせば、効果が消えるため、用量の調節が簡単にできるというメリットがあります。

吸収率が高いことから、「即効性を期待せずに、ゆっくりでも確実に効果を得たい」という人におすすめの方法です。

経口摂取(持続時間:6〜8時間)

経口摂取とは、CBDをカプセルやエディブル(CBD成分を配合した食品)から摂取する方法です。持続時間は6~8時間です。効き目があらわれるのに30分~90分かかります。

吸収率は、吸入摂取や舌下摂取に比べて低いですが、効果が持続する時間が長いという特徴があります。

カプセルはサプリメントと同じように、飲み込めばいいだけなので、手軽に簡単にCBDを摂取する方法といえます。

エディブルの種類は近年増えており、市場は拡大されています。

エディブルとは具体的にどんなものがあるのでしょうか。例えば、グミ、チョコレート、キャンディ、クッキー、ブラウニー、はちみつ、バター、キャラメル、ガムなど沢山の種類があります。また日本でも少しずつ発売される商品が増えてきています。

タバコを吸う習慣のない人には、ベイプなどの電子タバコに抵抗があるかもしれません。またオイルの摂取は味や香りが独特で苦手という方もおられるでしょう。

エディブルは、自分の好みのものを選べることや、種類もいろいろあり、おいしく手軽にCBDを摂取できる利点があります。また効果が持続する時間が他の摂取方法より長いという特徴があります。

「手軽にCBDを摂取したい、好きなときに好きな形で、場所や時間を選ばず摂取したい」という人におすすめの方法です。

また初めてCBDを試してみたい方に、適した摂取方法といえるでしょう。

効果をとにかく長い時間感じたいなら経口摂取がおすすめ!ただ効果実感までに時間がかかる!

このように、CBDの効果の持続時間は、「摂取方法」や「CBDの含有量」「体内への吸収率」が関わり合い、変わってくることがわかります。

5つの摂取方法の中で、最も持続時間が長いものは「経口摂取」です。

CBDを摂取しても効果が短時間で消えてしまうとお悩みの方に、またできるだけ長い時間、効果を感じたい方に「経口摂取」がおすすめだといえます。

ただし、即効性はなく、効果があらわれるのに30分から1時間程度かかることは覚えておきましょう。

経口摂取は、特別な器具を購入する必要なく、気軽に試してみることが可能です。さらに時間や場所を選ばず、好みのものを試すことが出来るといえます。

初めてCBDを試してみたい方に、カプセルやエディブルなどの経口摂取は適しているといえるでしょう。

また効果があまり感じられないとお悩みの方は、商品に含まれるCBDの含有量を今一度、調べてみることも効果的かもしれません。

CBDの様々な効果を、ご自分に合った方法で日常に取り入れていくことで、より充実した生活が送れるようになるのではないでしょうか。

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