【2021年最新版】リラックスしたい時におすすめの嗜好品10選
投稿者 :aikawa kentarou on
生きるためには必要不可欠ではないけれども、食べたり飲んだりするとほっと一息つくことができたり、リラックスすることができたり、私たちの生活の質を大きくあげてくれるのが嗜好品(しこうひん)です。
栄養摂取を目的とせず、香味や刺激を得るための飲食物
引用元:広辞苑
嗜好品は食べ物や飲み物だけではなく、車やカメラ、バイクなども当てはまりますが、本記事では私たちの生活にちょっとしたリラックスタイムを作ってくれる、そんな食べ物や飲み物の嗜好品を厳選して10個ご紹介いたします。
<1>コーヒー
コーヒーはお酒、タバコと並んで世界三大嗜好品と呼ばれるほど、私たちにとって最も身近な嗜好品の1つと言っていい飲み物です。
マイボイスコム株式会社が2020年7月に10,221名に対して行った「日常生活とコーヒーに関するインターネット調査」では、コーヒーを1日に1回以上飲む人の割合は実に71.8%と10人のうち7人以上がコーヒーを1日に飲むという結果が出ています。
コーヒーは香り(アロマ)と、含まれるカフェインにリラックス効果があることが分かっており、「コーヒーブレイク」という言葉があるように、仕事や家事など日常生活の休憩などに多く飲まれる傾向があります。
コーヒー粉末、レモン油、蒸留水を用いて、リラックスしたときの脳波であるα波を比較すると、コーヒーの香りをかいだときに最も多くα波が現れることがわかりました。これは、コーヒーのリラックス効果がいちばん高かったということです。
<2>お酒
お酒も身近な嗜好品の1つです。
お酒に含まれるアルコールには私たちの理性を司る大脳新皮質という働きを鈍らせ、気分を高揚させたり、緊張を和らげる効果があります。
また、ビールやウイスキー、ワインの香りなどにはリラックスアロマの効果があったり、私たちを日々のストレスから開放してくれる優秀な嗜好品です。
実際にサッポロビール株式会社が働く20〜50代の女性600名に行った「働く女性のお酒とリラックス意識について」のアンケート調査によれば、働く女性が自宅でお酒を飲む理由として一番多いのが「リラックスしたいから」という回答だったそうです。
しかし、飲みすぎると逆に病気の原因となったり、二日酔いなど健康上よくない効果をもたらしてしまうので、程よい量嗜むことが重要です。
<3>紅茶
紅茶もイギリスのアフタヌーンティーをはじめ、世界中で一息つく嗜好品として親しまれています。
紅茶には「テアニン」と「カフェイン」が含まれており、この2つの成分がリラックス効果をもたらしてくれます。
紅茶に含まれる「テアニンとカフェイン」には、集中力アップ効果*2と、リラックス効果があると言われています。集中力が高まり、リラックスした状態になれば、気づかなかったことに気付くことができて、“ひらめき”が生まれ、あなたの毎日がもっとクリエイティブで前向きに!
引用元:リプトン「紅茶を知る」
また紅茶の香りの成分であるゲラ二オールとリナロールにはリラックス効果があるので、「ティーブレイク」という言葉があるように、紅茶はリラックスするのに適した嗜好品と言えます。
<4>CBD
CBD(カンナビジオール)は大麻草に含まれる成分の一種で、リラックス効果やストレスを和らげる効果があるとして近年注目されています。
大麻草と聞くと「ハイ」になったり、「依存性」などのイメージがありますが、それは大麻草に含まれるTHCという成分によるもので、CBDとは全く異なります。
CBDは適切に摂取すればWHOでも認められている安全な成分です。
日本では禁止されているTHCは精神作用があり、幻覚を見るなど危険性も伴う成分ですが、CBDはTHCの働きを阻害すると言われています。引用元:わたしの名医「【昭和大学薬学部】
CBDは優れた効果を発揮する稀有な食品。長期にわたり、ベネフィットを享受できるよう正しい情報を発信していきたい」
また、CBDは違法大麻とは違い、日本でも合法であり、日本で販売されているCBDアイテムは基本的に厚生労働省の許可を得たCBD製品になっているので、日本でも2019年ぐらいから注目され始めてきています。
またその安全性はWHOが認めるほど高く、副作用はほとんどないと言われています。
CBDはVAPEで気化させて吸引したり、オイルを舌下に垂らしたり、CBDの含まれている食品を食べたり、色々な方法で気軽に摂取できるので、日本でもCBD製品を販売する店舗が増えたり、徐々に認知度が上がってきています。
依存症などの改善も期待されているため、タバコやコーヒー、お酒など嗜好品をやめたい人のより体に害が少ない嗜好品としても注目されている成分です。
▶︎関連記事:話題のCBDとは?効果や使用メリット、CBD製品の種類まで徹底解説
<5>日本茶
日本茶には紅茶と同様にリラックス効果のある「テアニン」と心を落ち着ける効果のある「カフェイン」が含まれており、日本では昔からリラックスできる嗜好品として親しまれてきました。
お茶に特有のアミ ノ 酸の一種「 テアニン」 は、 お茶にほのかなう ま味と 甘味を与える 大切な成分で、 玉 ぎょく 露 ろ や上級煎茶に多く含まれています。 テアニンをとると 、 リ ラック スしたときに発生する脳波である α アルファ 波 は が出ていること がわ かっています。
引用元:静岡県「お茶の健康効果」
お茶の種類としては抹茶や玉露などがテアニンを多く含むので、おすすめです。
<6>お菓子やスイーツ
コーヒーやお酒、お茶など飲み物だけではなく、お菓子やスイーツもリラックス効果のある嗜好品として人気です。
株式会社ESSPRIDEが2016年7月に20〜40代の会社員10名に行った脳波測定によれば、おやつを食べた後の方が、食べる前よりもリフレッシュし、仕事に集中できる状態になったのだそうです。
「おやつを食べる前」を測定したところ、眠気・まどろみ状態である「θ波」が優勢となりました。おやつを食べた後は「θ波」の割合が減少し、緊張集中状態である「α3波」と緊張状態である「β波」の優勢率が高くなりました。特に「チョコレート」と「アメ」を食べた後に、その変化が顕著に表れました。これらにより、この男性の場合、おやつを食べたことによって、眠気が覚め、頭や体がリフレッシュしたことがわかります。
お菓子やスイーツはどちらかと言えば、リラックスさせるというよりは、頭をより覚醒させたりするリフレッシュ効果が高く、仕事中などに食べるのがおすすめです。
お菓子やスイーツはどちらかと言えば、リラックスさせるというよりは、頭をより覚醒させたりするリフレッシュ効果が高く、仕事中などに食べるのがおすすめです。
<7>仁丹やタブレット
仁丹やタブレットと言ったものも、リフレッシュできる嗜好品として人気です。
特にこういったタブレットの中でもミント系のフレーバーのものは、ミント自体にリラックス効果があるため、リラックスしたい時にはミント系のフレーバーを選ぶのがおすすめです。
また、お菓子やスイーツ同様に、まったりリラックスというよりは、頭を切り替えてリフレッシュするといった目的で使われることの多い嗜好品です。
<8>電子タバコ(VAPE)
ひと昔前はタバコの代替品というイメージでしたが、近年リラックスアイテムとしても定着してきた電子タバコ(VAPE)。
多彩なフレーバーによるアロマで、リラックス効果が期待できます。
また、タバコと違ってニコチンやタールを全く含んでいないためタバコの代替品としても根強い人気を誇っている嗜好品です。
近年では、ファッションアイテムとしても人気で、タバコを元々吸わないユーザーの利用も増えてきています。
<9>kitoki(キトキ)
KITOKI(キトキ)は、学術的にリラックス効果が認められている「深呼吸」を応用した呼吸によってリラックス効果を得るアイテムです。
正しく深呼吸をすることで、副交感神経を刺激し、交感神経優位の体をリラックスした状態にする効果があります。
KITOKI(キトキ)を口に加え深呼吸するだけという非常に簡単な方法で、リフレッシュできると話題です。
また、握っている手の汗の量を感知して震えるバイブレーション機能もついており、約3分ほどですっきりとリフレッシュすることができる優れもの。
タバコの代替品としても人気を集めています。
<10>ガム
ガムも仕事中や休憩中などに食べられることの多い嗜好品の1つです。
ガムがリラックスできる嗜好品として優れている点は「ガムを噛む動作」にあります。
ガムを噛む動作には、セロトニン分泌が活性化する効果があり、それによって心が落ち着き、心の安らぎを感じたり、リラックスをすることができます。
またミントのようにリラックス効果のあるフレーバーのガムを噛むことにより、よりリラックス効果を得ることが期待できます。
ストレスの多い現代社会!うまく嗜好品を使ってリラックスしよう!
ネットやSNSなどにより情報が溢れ、何かとストレスが多い現代社会。
そういった時代だからこそ、私たちの日々のストレスから開放する手助けをしてくれる嗜好品をいかにうまく使うかが重要です。
今回ご紹介した嗜好品の中にはコーヒーやお酒、お茶のようにみなさんがすでに嗜好品として活用しているような当たり前のものから、CBDやKITOKIなど比較的新しく登場した嗜好品なども情報として掲載しています。
ぜひ、みなさんのライフスタイルに合う嗜好品を見つけ、賢くリラックスしましょう。