エナジードリンクの飲みすぎを止める!エナジードリンク断ちのおすすめの方法
投稿者 :aikawa kentarou on
疲れているけれど、休めない・・・。
そんな時についつい飲んでしまがちなのが、エナジードリンクです。
確かにエナジードリンクには、カフェインやビタミンB群、アミノ酸など覚醒効果のある成分を含んでいるものがほとんどで、「一時的に元気にしてくれる」ということから依存してしまう方も多いのが現状です。
実際に海外などではエナジードリンクの飲み過ぎによる死亡事例もあり、過度の依存は非常に危険です。
本記事では、そんな中毒性のあるエナジードリンクの飲み過ぎがやめられないという方向けに、エナジードリンク断ちの方法についてご紹介していきます。
エナジードリンク依存はイコール、カフェイン依存
エナジードリンクは栄養ドリンクとは違い清涼飲料水という扱いになります。
つまりはコーラやファンタなどと同じ扱いということです。
では、なぜエナジードリンクは「元気にする」効果があると言われているのか、それはエナジードリンクに含まれているカフェインによるものです。
カフェインには次のような作用があります。
カフェインの主な機能
・覚醒作用
・血管拡張作用
・交感神経刺激(基礎代謝促進)
・胃酸分泌促進作用
・利尿作用引用元:全日本コーヒー協会「カフェイン」
もちろんカフェインはコーヒーやお茶にも含まれており、エナジードリンクの含有量もコーヒーとそれほど大きくかわりません。
しかし、コーヒーなどと違いエナジードリンクは350ml缶、500ml缶などコーヒーカップの数倍の量で販売されています。
そのため、含有量はそれほど多くなくても量を飲んでしまうため、結果的にカフェインを多量に摂取してしまいやすくなるのです。
また味も甘く美味しく作ってあるため、ジュース感覚でつい1日何本も飲みたくなるというのもエナジードリンクで多くのカフェインを摂取してしまう原因の1つです。
このように、エナジードリンク依存というのはイコール、カフェイン依存ということになります。
実際にエナジードリンクの飲み過ぎによって起きる健康被害
実際に2011年のCDCによる報告によれば、エナジードリンクの飲み過ぎが原因で救急外来を利用する12〜17歳の患者は年間1,500人以上となっており、日本のみならず世界中でエナジードリンク飲み過ぎは社会問題となっているのです。
米国では、2011年に救急外来に訪れたエナジードリンク関連の症例の42%が、エナジードリンクと、アルコールまたは薬物の併用によるものだったと報告しています
引用元:エナジードリンクについて
また実際にエナジードリンクを飲みすぎることによって次のような健康被害があると想定されています。
エナジードリンクを多量に摂取すると、主な含有成分であるカフェインによって健康を害することがあります。カフェインを過剰摂取した場合の症状としては、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、血圧上昇、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等があげられます
引用元:エナジードリンクについて
エナジードリンクの飲み過ぎによるカフェイン依存を脱却するのはかなり辛い
一度カフェイン依存になってしまうと、脱却するのはかなり辛さを伴います。
なぜなら、それまでは体がカフェインありきで動いていたため、だるさや脱力感、やる気がでない、眠いなどさまざまな症状が起きてきます。
それらに耐えきれずまたエナジードリンクを飲んでしまうなど、カフェイン依存は脱却するのが難しい依存症の1つです。
実際にネットで「カフェイン依存脱却」などと検索してみると、カフェイン依存を脱却するためにどのような事を行ったかなど、さまざまな体験談が検索結果に出てきます。
カフェイン依存を脱却するためには、まず別のものに依存してカフェイン摂取量を減らす!
こういった脱却が難しい依存症を改善するためには、「まず最初に何か他のものに依存する」という方法で、カフェインの量を少なくし、体に慣れさせるという方法がおすすめです。
例えば極端な話、カフェインをエナジードリンクではなくコーヒーやお茶などから摂取するようにする、というのでもOKです。
コーヒーに変えることで、エナジードリンクのように連続でガブのみしたくなるような味ではなくなりますし、飲む量も少なくなるので、カフェインの摂取量も少なくなります。
また、ノンアルコールビールや、炭酸ジュースでもまず第一歩としては良い訳です。
CBDなども依存症脱却のお供としておすすめ!
依存症はそもそも精神的な不安などが原因となっていることが多く、これらを改善する効果が期待されているCBDなどを使ってみるというのもおすすめです。
CBDは大麻草に含まれる成分の一種で、日本で合法、かつ鎮静効果やリラックス効果をはじめ、さまざまな健康効果をもたらすことが期待されている注目の成分です。
▶︎関連記事:話題のCBDとは?効果や使用メリット、CBD製品の種類まで徹底解説
そういった鎮静効果やリラックス効果により、依存症の改善などに効果的であるという論文も存在しており、カフェイン依存の脱却にも効果的と考えられます。
オーストラリアの研究者らが発表したレビュー論文は、依存症のさまざまな側面を解明すると同時に、CBDが常習行為を抑える神経学的メカニズムの一端を明らかにしています。
引用元:The Endocannabinoid System and Cannabidiol's Promise for the Treatment of Substance Use Disorder
実際にCBDを禁煙のお供として使い、禁煙に成功した事例などもあるため、エナジードリンクのカフェイン依存に悩んでいる方は一度使用してみてはいかがでしょうか。
▶︎関連記事:禁煙アイテムに最適なCBD!?タバコの代替品として注目されている!
CBDの効果を最大限に得るために、CBDワックスやリキッド、オイルなど高濃度のCBDが含まれている製品がおすすめと言えます。
▶︎関連記事:CBDアイテムはどれを選ぶのがおすすめ?選び方を徹底解説!
エナジードリンクの飲み過ぎは危険!他のものに依存するところからエナジードリンク断ちを始めよう!
今回ご紹介した通り、エナジードリンクは程よく飲むのであれば問題ありませんが、1日に何本も飲んだり、飲みすぎてしまうとさまざまな健康被害をもたらしてしまいます。
また、一度エナジードリンクの飲み過ぎでカフェイン依存になってしまうとそこから脱却するのにはかなりの辛さやしんどさが伴います。
「自分、エナジードリンク飲み過ぎだなぁ」と感じたら、まずはできる限り飲まない様に務めてみて、難しそうであればまずは他のコーヒーや、お茶など別のものに依存し、そもそものカフェイン摂取量を少なくするというところから初めていくのがおすすめです。
また、2019年ごろから日本で徐々に販売され、最近ではドン・キホーテや伊勢丹などでも販売されるようになったCBD(カンナビジオール)のように高いリラックス効果が見込めるような嗜好品を使ってみるというのもおすすめです。
ぜひ、エナジードリンクの泥沼にハマってしまう前に、できる対策、できる範囲から徐々にエナジードリンク断ちを初めていきましょう。