CBDの効果が実感できない!考えられる原因と対処法
投稿者 :aikawa kentarou on
CBDを使用してみたものの、効果が思うように実感できずに悩んでいませんか。
ここで紹介することを気をつけてみると、原因や対処法が見つかり、CBDの効果が感じられるようになるかもしれません。
本記事では、CBDの効果が実感できない!そんな時にチェックしたい5つの項目についてわかりやすく解説いたします。
CBDの効果の出方には個人差がある!効果が全然ないという体質の人もいる!
CBDの効果は誰もが実感できるものなのでしょうか。効果の出方には個人差があるといえます。なかには効果が全然ないという体質の人もいるのです。
アメリカでは、CBDに似た成分である、内因性カンナビノイドを身体の中で生産できる体質を持つ人が、20%にのぼるといわれています。このような人は、身体の中の内因性カンナビノイドがCBDと同じような働きをしているため、CBDを摂取しても効果を余り感じられないことがあります。つまり、体内の内因性カンナビノイドが足りているために、効果が感じられないこともあるということです。
反対に、何らかの不調やストレスを抱えている人は、効果が出やすいともいえます。また、明らかな効果の実感は感じられない場合でも、「徐々に調子が整い、気が付くと良くなっていた」というように、ゆっくりとした変化があらわれることも特徴だといえます。
例えば、ビタミンCやサプリメントのような感じと考えるといいかもしれません。
摂取してから効果が出るまでの時間にも個人差がある!
CBDは、摂取してすぐに効果が実感されるものなのでしょうか。
効果の現れ方には個人差があります。少量で高い効果を感じる人もいれば、効果を感じられるのに、数週間から数ヶ月かかる人もめずらしくありません。
十分なCBDの量を続けていて効果が得られなくても、すぐあきらめないことが大切だといえます。一定期間(数週間から数ヶ月)続けてから判断すると良いでしょう。
また、一度摂取を中止してみると体調の変化に気付くこともあるといえます。
CBDを摂取してから効果が出るまでの時間は個人差があるということです。
CBDの効果がない原因と対処法
CBDの効果が実感できない場合、いくつか考えられる原因があります。
ここでは、①CBDの濃度、②摂取する量、③摂取するタイミング、④摂取方法、⑤摂取頻度から、何か改善するヒントがないか見ていきます。
▶︎関連記事:CBDの摂取方法の種類と自分に合った摂取方法の選び方
▶︎関連記事:CBDの適切な摂取量、摂取頻度、摂取タイミングはどれくらいがベスト?
①CBDの濃度が低すぎる→CBD濃度の確認し、高濃度のCBDを使用
CBDの効果が感じられない原因のひとつに、CBDの濃度が低すぎることがあります。
様々なCBD製品が販売されていますが、含まれているCBDの濃度が重要になります。効果が感じられない場合、まずCBDの濃度を確認してみることが大切です。
中には、品質がわるくCBDが全く含まれていないものや、微量すぎて効果が出ないものもあります。
また、例えばCBDオイルを例にとると、1%という低濃度のものから、6.6%前後、中には24%と高濃度のものまで様々な商品があります。低濃度のCBD製品はそれだけ量を多く摂取しないといけなくなります。
CBDの濃度が低すぎた場合、より濃度の高い商品を試してみると、効果が得られることがあります。
商品を購入する際には、信頼できるメーカーから買うことも大切です。口コミなども参考になるでしょう。余り安価な商品は、CBDが含まれる割合が低いこともあります。
②CBDの摂取量が少なすぎる→摂取量を増やす
CBDの摂取量が少なすぎる場合、効果を実感できないかもしれません。その場合、摂取量を増やすことで効果の実感が得られるでしょう。
CBDの最適な摂取量は人によって異なります。それは、例えばアルコールを摂取した時と同じように、人によりまた体重や体格により効果の出方が異なります。
摂取する際は、まず少用量から始めて、自分にとって適切な量を見つけていくことが必要です。
摂取量が少なすぎる場合、CBDの濃度が5%程度の製品を選んでみるとよいでしょう。
そして一日5~15mg程度から少しずつ量を増やしていくのです。
増やすタイミングは、一日おき、一週間おき、一日の回数を増やすなど、様々な方法があります。
体重や体格によっても摂取量の目安は異なります。
- 体重20~39kgの場合:CBD量9~15mg
- 体重40~68kgの場合:CBD量12~18mg
- 体重69~108kgの場合:CBD量18~27mg
- 体重109kg以上:CBD量22.5~45mg
目安量のなかで、効果が感じられたときの用量が、自分に合ったCBDの摂取量となります。
もし頭痛や吐き気などの症状が出たら、摂取量が多いので調整が必要です。また量が多ければそれだけ効果があるというものではありません。
③CBDの摂取タイミングが悪かった→食事後などが良いタイミングとされる
効果が感じられない原因のひとつが、摂取するタイミングが悪かったということもあります。
CBDの摂取に最適なのは、空腹時ではなく、食事の間や食事後といえます。また脂質の多い食事と一緒にとると効果が高められることがわかっています。
ミネソタ大学での実験によると、脂質の多い食事(ブリトー)とCBDを一緒に摂取した場合、空腹時に摂取した場合と比較して、吸収率が4倍になったという結果があります。
これは、CBDに親油性があり、脂質を吸収しやすく、脂質によって肝臓で行われる分解が抑制されるためです。
また効果の発現が欲しい時間帯によって、摂取する方法の発現時間を差し引いて、効果が現れる時間を探るとよいでしょう。
例えば、睡眠の質をあげたい時は就寝前など、自分にとって最適な摂取時間を探していきましょう。
④CBDの摂取方法が合わない→舌下摂取、吸入摂取など吸収率の高い摂取方法を選ぶ
CBDの効果が感じられない場合、その摂取方法が合わないこともあります。
CBDの摂取方法には主に以下の5つの方法があり、吸収率も異なります。
摂取方法 | 形態 | 吸収率 |
吸入摂取 | Vape | 34~56% |
経口摂取 | カプセル・エディブル | 6~20% |
舌下摂取 | オイル | 13~35% |
局所摂取 | 軟膏・スプレー | ー(※) |
経皮摂取 | パッチ・ジェル | ~90% |
※局所摂取では、CBDが血中に入り込まないため、吸収率は算出できません。
経口摂取で効果が得られない場合、吸収率の高い、吸入摂取やオイルでの舌下摂取を試してみると良いでしょう。また吸収率は高くない経口摂取ですが、効果の持続時間は長くなるという特徴もあります。
⑤CBDの摂取頻度が多すぎる→摂取した効果がわかりづらくなるので、記録を残すのが大事
CBDは摂取量が多ければ多いほど良いということではありません。摂取量や頻度が多すぎると、副作用が起こる可能性もあるのです。
副作用には、下痢や倦怠感、食欲の変化、吐き気、不安、ドライマウスなどが報告されています。
過剰に摂取して副作用を起こさないためにも、自分に合った量や濃度、頻度を知るために、記録を残すことが大事です。
カレンダーやノート、スマートフォンのメモ欄に、どれくらいのCBDを使用したか、どのような効果が出たかを記録します。
記録を残すことで、自分に合ったCBDの摂取方法が見つけられていくでしょう。
CBDの効果を実感するには、自分の体質に合った濃度、摂取量、摂取タイミング、摂取方法を見つけていくのが大事!
このように、CBDの効果が実感できないときに振り返ってみると良いことをまとめます。
- ・CBDの濃度の確認 → 高濃度のCBDを試してみる
- ・CBDの摂取量が少なすぎる → 摂取量を少しずつ増やしてみる
- ・CBDの摂取タイミング → 食事中や食事後が良い
- ・CBDの摂取方法が合わない → 吸収率の高い他の方法を試してみる
- ・CBDの摂取頻度が多すぎる → 記録を残しながら、試してみる
CBDの効果が現れるまでの時間は、摂取する方法によっては素早く効果を実感できることもあれば、しばらくたって自然と体の調子が良くなることもあるでしょう。
自分自身の体の変化に耳を傾けながら、自分の体質に合った、濃度、摂取量、摂取タイミング、摂取方法を見つけていくことが大切です。